2025-01-01から1年間の記事一覧
私は石巻にあった古本屋三十五反の櫻井清助氏の影響で古本屋を始めたためか、櫻井氏のライフワークだった布施辰治研究にも関心を持っているように思われている節がある。しかし私が布施辰治と櫻井氏との関わりのことを知ったのは7年前に石巻へ戻って来てから…
私の地元石巻市の渡波(わたのは)という地区に、通称「大宮神社」と呼ばれている神社がある。ちゃんと宮司が居住しており、決して小社ではない。地元では広く崇敬を集めている神社である。 この神社の正式名称は「伊去波夜和気命神社」という。読み方は、渡…
地元で古本の買取をやっていると、たまに昔の住宅地図が手に入ることがある。それらは売らずに自分用として手元保存し、個人的な調べものに使用している。 つい先日、1977年(昭和52年)の石巻市住宅地図を入手することができた。 昭和52年は私が4才だった年…
現在渡波方面から牡鹿半島に向かう時は風越トンネルを通過する。しかしこのトンネルが開通したのは平成10年とずいぶん最近のことである。それ以前は風越トンネルの上にある曲がりくねった山上の道路を通って牡鹿半島へ向かっていた。この旧道は道としては今…
石巻の歴史に関心のある方ならご存じのとおり、江戸時代、北上川流域の物産を江戸へ輸送するには舟運が用いられた。北上川の沿岸には多くの河港があったという。 もっとも舟は物資の輸送には適していたが、旅行の足としてはあまり用いられなかったらしい。北…
江戸時代の仙台は、江戸・京都・大阪の三都に次いで出版活動が盛んな地だったらしい。 渡邊洋一氏「仙台の出版文化(仙台・江戸学叢書)」によると、国分町十九軒と呼ばれていた場所(現在の広瀬通と国分町通の交差点の辺りらしい)に複数の書肆が軒を連ねて…
宮城県石巻市の湊という地区(私が住む隣町)に南朝伝説が伝えられている。後醍醐天皇の皇子護良親王が密かに鎌倉から逃れ、船で石巻に辿り着きそこで一生を終えた、その場所が現在の一皇子神社であるという内容である。 「奥羽観蹟聞老志補修篇巻之九」とい…
国土地理院ウェブサイトより 地理院地図 / GSI Maps|国土地理院 石巻線に乗り渡波駅から稲井駅へ向かう途中で狭いトンネルを抜ける。名を「大和田トンネル」という。トンネルを稲井駅側に抜けた先にある集落が「大和田」という地区で、トンネル名はそこから…