石巻市の古本屋 ゆずりは書房

宮城県石巻市で古本の買取をしています

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

石巻にあった古本屋「三十五反」について(3)

三十五反のことをさらに調べたいと思い、この本を購入した。 「別冊東北学5 特集:壁を超える(2003年)」 この号に「追悼 櫻井清助」という記事があるのを知り、取り寄せたのである。 記事を書いた人は黒田大介という方で、90年代に櫻井氏の布施辰治研究を…

石巻にあった古本屋「三十五反」について(2)

以下「」内は「『弁護士布施辰治誕生七十年記念人権擁護宣言大会』関連資料」に櫻井氏が寄せた文章における記述である。 「1981(昭和56)年、わたしは郷里に三十年ぶりに帰ってきて小さな古本屋を始めた」 という記述が突然出て来た。とすれば、櫻井氏が石…

石巻にあった古本屋「三十五反」について(1)

古本業をやっていると物珍しげに見られることが多い。 以前石巻市内の買取先で、大学教授の方から「こんな片田舎でなんでこういう仕事に…」と言われたことがある。また別の方からも、つい先日「貴重なお仕事ですね」と言われてしまった。 私は平成の大部分を…

日露支日常用語解 陸軍經理學校研究部編 昭和15年

主に野戦時に使用されるやり取りを、日本語・ロシア語・中国語の3言語でまとめた文例集です。太平洋戦争前夜の昭和15年に発行。珍しい本だと思います。 ★不要な本を処分したい…という方はこちらから

斯氏教育論 ハーバート・スペンサー原著 明治21年

訳者は尺(せき)振八という人物。原著書を訳す際、「sociology」の訳語として「社会学」」という言葉を日本で初めて使用したそうです。 ★不要な本を処分したい…という方はこちらから

両約全書自語相違 原著者:ヘンリー バル 明治8年

売れてしまいましたがこんな本も扱ってました。 明治初期の聖書に関する和装本です。 ★不要な本を処分したい…という方はこちらから

欧洲殊に露西亜における東洋研究史 昭和十二年一月 外務省調査部 調第八九号

本書はそのテーマにおいて既にユニークであるのみならず、殊にロシア人の東洋経略史と東洋研究史に全体の半ばを割いている関係上、我国東洋学徒のみならず政治外交の実際家に教ふるところ決して些少ならざることと信ずる。敢えて上梓する所以である。 ↑↑↑外…

旧新約全書之研究  ジェイ・エル・ハールバット著 黒田惟信/尾島真治訳 大正4年

大正時代の日本基督教会の学習書です。 ★不要な本を処分したい…という方はこちらから

英文典直訳 慶應義塾読本 明治3年

明治初年の英語教育は、大学南校と慶応義塾から始まった。そのとき使用された英文典のテキストが、クワッケンボスとピネヲの二つの英文典であった。教育課程には外国人教師が正しい発音で教授した正則と、日本人教師が発音におかまいなく翻訳を目的とした変…

科学的火災防禦法 大正13年

大正時代の消防技術に関する本です。原著者はロンドン消防隊の副隊長で、日本で翻訳され出版されたようです。 ★不要な本を処分したい…という方はこちらから

師範學校教科教授要綱案 「秘」

昭和17年に当時の文部省がまとめた、師範学校における指導要領に当たる資料です。 ★不要な本を処分したい…という方はこちらから